ゴータマ・ブッダはこのヴィパッサナー瞑想によって悟りに至りました。
ただし、このトレーニングは宗教とは全く関係ないものです。
このセンターでは
トレーニング中は参加者同士のおしゃべりは禁止という
聖なる沈黙を守り
1日10時間の瞑想と
1日1時間、3回のグループ瞑想中は動かずに
ひたすら瞑想をします。
初日は強い痛みが走り、
体中は燃えるように熱くなり
足の感覚がなくなり、
足が壊れてしまったかと
思うほどでした。
普段の瞑想ではこんなには痛くならないので
驚きです。
これは潜在意識の奥にある
コンプレックスが浄化されるプロセスで
起こるようです。
1日10時間の瞑想は苦にはなりませんでしたが
深く自分と向き合う中で
自分自身の心の中が良く見えてきました。
すべては無常である
移り変わっていくものに対して
執着せずに
常に平静を保って
今あるもの
いまあることを大事にして
笑顔で生きていこうという
再確認した時間でした。
ある方は言っていました。
「辛い病気があるけれど
この病気は生きるためになったんだ」
「こんな苦しい目にあったけど
これがあったから
自分を深く知ることができたんだ」
人それぞれの
今を生き始めた瞬間でした。
トレーニングは日常に生かしてこそ
価値があります。
明日も笑顔で前を向いていこうと思います