「自分のいい感じ」を知っているのと知らないのとは大きく違います。
「自分のいい感じ」とは調子がいい状態。
つまりバランスが取れていて
自分のいい面が出ている状態のことです。
その反対は自分の良くない状態が出ていて
バランスが取れていない状態です。
そんなバランスをはかる方法はたくさんあると思いますが、
今日はアーユルヴェーダ的な考えをお伝えします。
私たちは受精の瞬間から持って生まれた体質というものを授かります。
その持って生まれた体質のバランスを保っていると
その人らしく、その人の良さが活かされます。
それが、食事や睡眠といった生活習慣や
環境によってアンバランスになると、
その人の持っているよさが困った面として表れてくるのです。
例えば、創造性豊かで、活発に動き回り、好奇心旺盛。
そんないいところも、忙しくて睡眠が足りなかったり、
体を冷やしてしまったり、乾燥性の食事ばかり食べている・・・
そんな生活が続くと、素晴らしい創造性は心配性に
体力は消耗して、行動は衝動的になったり、物忘れが激しくなる
そんな状態が出てくるかもしれません。
情熱的でリーダーシップをとり、人をまとめる親分肌。
そんな人が独裁的になったり、攻撃的になっている
そんな状態が出てきたら、これもアンバランスになっている証です。
そこで、ちょっと立ち止まってみてください。
あなたのいい感じの時はどんな時ですか?
自分が嫌だなって思う時ってどんな時ですか?
もしかしたら、「自分が嫌だな」って思う時は
単純にバランスが崩れているだけかもしれません
せっかくいいものを持って生まれてきて、
ただ、アンバランスなだけでいい面が発揮されないとしたら
とてももったいないですよね。
どうせなら、持って生まれたいい面を発揮していきたいものです。