私がアロマテラピーを学び、身につけてよかったなと思うことは数えきれないほどたくさんあります。
その中でも一番大きな体験は「香りは人の心をほぐす」ことだと感じています。
香りはココロ、カラダ、エネルギーに様々な変化を起こして私たちをサポートしてくれます。
アロマテラピーのオイルマッサージを施術していくうちに、お客様の心が徐々にほぐれていき、癒しに向かっていく体験を何度もしています。
その癒しの体験は、ホロッと心が温まることかもしれないし、
普段は言わないような自分の思いを口にすることで見えているものが変わってくることかもしれません。
もしくは、心身が軽くなってリフレッシュしていくことかも知れません。
起こる出来事はそれぞれ違いますが、そこに至る過程の中で香りが心をほぐすことが入口にあります。
実は、アロマトリートメントやアロマケアが始まる前でももう香りを嗅ぐことで心はほぐれ始めています。
サロンにいらっしゃるお客様やアロマを学ぶ生徒さん達、
普段生活をともにしている私の家族もそうですが、
良い香りを嗅ぐと
「うわ!いい香り~」と笑顔になります。
その時、目が大きく開いて、口角が上がっています。
気持ちは柔らかく、変化する準備をしているのです。
心がほぐれると、身体も緩んでいきます。
エネルギーも新しい変化を受け入れる準備ができています。
だから、癒しがスムーズに運ばれていくんです。
大切な人をもてなす時に、ほのかにいい香りをお部屋に香らせてみて下さい。
その人が、「良い香り~♪」といったら、しめたもの。
表情をみてください。
きっとお顔が緩んでいるはずです。
お顔が緩んでいたら、きっともう心はほぐれ始めていますよ。